5月のゴールデンウィークを利用し、移動含めて10日間のモロッコ旅行に行ってきました。
本記事は3日目の旅行記になります。
今回の旅行全体についてはこちらからお読みください!
- 【モロッコ旅行記①】カサブランカ~マラケシュ~メルズーガ(サハラ砂漠)まとめ
- 【モロッコ旅行記②】カサブランカでモロッコ伝統のハマムや、クスクスを堪能
- 【モロッコ旅行記③】迷い込むほど魅力的!赤の街マラケシュを探索~スークで五感を刺激する冒険
- 【モロッコ旅行記④】メルズーガ~サハラの砂漠で大地を感じる
- 【モロッコ旅行記⑤】フェズ~迷宮の旧市街で異世界体験
- 【モロッコ旅行記⑥】シェフシャウエン~インスタ映え必至!青の街の絶景巡り
移動方法としては、電車と車があるのですが、今回はプライベートツアーなので、車での移動となりました。
モロッコの何気ない1日の朝食
二日目は9時頃にゆっくりと目覚め、朝食をいただくことになりました。
卵焼きにオリーブオイルをたっぷり浸し、クリームチーズ、はちみつとハムをパンに挟んで食べます。これがモロッコの一般的な朝食です。

もちろん飲み物は砂糖を入れた甘〜いグリーンティーです。
また、モロッコの文化なのか基本的に大皿でシェアすることが多いようで、ドライバーさんの家族と4人で朝食を楽しみました。
赤の街マラケシュへ
その後少しゆっくりした後で、お昼頃からマラケシュへ向けて出発することになりました。
実は一緒に旅をする友人が飛行機に乗れず、先にマラケシュへ向かうことにしまして、友人はカサブランカからマラケシュまでタクシーで来てもらうことになりました。
その辺の段取りも旅行会社兼ドライバーでもあるカリムさんが上手くやってくれて、非常に助かりました。
赤の街マラケシュとは?
モロッコの心臓部とも言われる街で、旧市街を囲む城壁や建物が赤土色で統一されているため「赤い街」と言われています。
ユネスコ世界遺産にも登録されているジャマ・エル・フナ広場やモロッコの伝統工芸品が並ぶスーク(市場)が有名な街です。
カサブランカからマラケシュへのロングドライブ
カサブランカからマラケシュまでは2〜3時間のドライブで、疲れを覚悟していたのですが、ドライブ中は、日本とはまったく異なる風景が広がっていて、車窓からの眺めだけでも旅の気分が高まり、暇を持て余すことなく過ごすことができました。
マラケシュ探索
マラケシュに到着してからは、モロッコ市場近くのモスクを少し見学しました。残念ながら、モスクは改装中だったのですが、壮大で初めてのモスクに感動しました。

マラケシュに銀行ATMはありますか?
モロッコは基本現金文化となっております。
クレジットカードを使えるところもありますが、ほとんどが現金支払いとなるため、ディルハムを持っておくことは必須となります。
ただ、安心いただきたいのがこのように銀行ATMが大体どこにでもあるので、クレジットカードであれば基本的に引き出し可能です。
私自身は楽天カードを使って問題なく引き出せましたが、最もお得に現金を引き出せると言われているのが、アコムのクレジットカードのようです。

もちろん、両替所もたくさんありますのでディルハムへ両替することも可能です。

初めてのタジンは、ウサギタジン
夕方4時頃になっていたので、少し遅めの昼ご飯として、モロッコ伝統料理のタジンをいただくことに。
今回はおすすめのうさぎタジンをいただきました。しっかりとウサギ一羽分入っており、可愛い顔の骨も入ってました。
お肉はしっかりと煮込まれているので、普通のもも肉よりも柔らかく非常に美味しかったです。

このウサギタジンが約1,050円(70MAD)で1人分にしては、少しボリューミーかなという印象でした。

お店はモロッカンスタイルの幾何学模様がちりばめられ、まるで映画のセット!と思えるほど、可愛いく素敵なインテリアになっていました。スークを見渡せる景色も最高でした。

マラケシュと言えば壮大なスーク
スークの入り口であるジャマ・エル・フナ広場はとてつもなく広く、観光客が多いのですが、やはりアジア人はほとんど居らず、アラブ系、欧州系がほとんどでした。

屋台もたくさん有り、ワクワクが止まりません。

そもそもスークってなんですか?
「スーク(Souk)」とは、アラビア語で「市場」を意味します。モロッコだけでなく、中東や北アフリカの多くの都市で見られ、かつては隊商貿易の拠点としても栄えました。単なる「市場」という言葉では片付けられないほど、スークはそこで働く人々の生活や文化が色濃く反映された、活気あふれる社交の場でもあります。
マラケシュのスークは、特にその規模の大きさと多様性で知られています。細い路地が網の目のように広がり、それぞれのエリアで異なる商品が売られているのが特徴です。
スーク探索の始まり
昼食後は、ようやくスークを本格的に散策することに。
スークは本当に迷路のようになっており、方向感覚もわからなくなるので、旅の友と離れないようにすることが大事です。またGoogle Mapも必須かと思います。
迷路のような小道を歩けば歩くほど、新しい発見があります。突然現れる職人の工房で、職人が伝統的な手法で製品を作っている様子を間近で見られたり、ランプシェードやバッグ、バブーシュ(革製スリッパ)などが展示されており、見ているだけでも飽きません。
スークは終始このような光景で日本とは全く違う光景に五感が刺激されます。


お店に並ぶ雑貨も全部ほしいくらいかわいかったです。

探索し色々なお店を見ていたのですが気づけば夜の20時頃になり、少し日が沈み出したので、宿泊場所へ移動することに。
モロッカンスタイルの可愛い雑貨店は、見どころが多く、どこを見ても魅力的でついつい立ち止まってしまうため、半日では全く時間が足りず、マラケシュにはもう1泊して、2泊3日でじっくり市場探索ができたらよかったなと感じています。
マラケシュは、市場以外にも魅力がたくさんあるので是非みなさんにも体験していただきたいものです。
夜ご飯はスキップし就寝しました。
次の旅行記はこちら▶︎【モロッコ旅行記④】メルズーガ~サハラの砂漠で大地を感じる
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