本文へスキップ
モロッコロマン
読みもの

カサブランカ・ラバト観光|乳幼児2人連れモロッコ家族旅行9日間①

PublishedUpdatedモロッコロマン編集部
IMG_1498

はじめに:1歳と0歳を連れてモロッコへ

2026年5月、1歳と0歳の子どもを連れた家族4人でモロッコを9日間かけて周遊してきました。カサブランカを起点に、ラバト→シェフシャウエン→フェズ→サハラ砂漠(メルズーガ)→ダデス→マラケシュと、モロッコの主要都市をぐるっと巡るルートです。

「その年齢の子を連れてモロッコ?」と周囲には驚かれましたが、行ってしまえばなんとかなりました。今回は旅の初日・2日目、カサブランカとラバトでの体験をお伝えします。

カサブランカ観光

到着してすぐ気づいた:モロッコは暑いだけじゃない

モロッコといえば砂漠、灼熱のイメージを持っている方も多いと思います。ところが5月のカサブランカは曇りで肌寒く、「あれ、思っていたのと違う」というのが正直な第一印象でした。ドライバーによると、カサブランカはいつもこんな感じで天気がよくないとのこと。

この旅では後に訪れるシェフシャウエンも山岳地帯のため予想以上に肌寒く、モロッコ=暑いというイメージは内陸部の話だと実感しました。薄手のはおりが一枚あると安心です。

両替事情:市内の両替所は日本円に要注意

到着後、街中の両替所を2軒まわりましたが、どちらも日本円の取り扱いがありませんでした。空港の両替はレートが悪いため見送りましたが、到着直後にすぐ現地通貨(モロッコ・ディルハム)が必要な方は、空港で換えておくのもひとつの手です。

カルフールなどの大型スーパーはクレジットカードが問題なく使えたので、大きな都市ではカード払いで乗り切ることも十分可能です。

カルフールで子連れ旅行の必需品を調達

到着早々、おむつを買いにカルフールへ向かいました。おむつ・お菓子・ボディオイルなど日用品は一通りそろっており、子連れ旅行の強い味方です。

バナナを買おうとしたら量り売りのためレジとは別の計量コーナーが必要で、0歳の娘がぐずり始めてアタフタしていると、近くにいたモロッコ人の方が「計っておくよ」とバーコードを貼ってくれました。旅の初日から、モロッコ人の温かさを実感した瞬間でした。

ハッサン2世モスク:写真では伝わらないスケール感

カサブランカ観光の目玉といえばハッサン2世モスクです。外観だけでも無料で見られますが、せっかくなのでガイド付きツアーで内部見学をしました。英語・フランス語・スペイン語対応のガイドがグループを率いて案内していく形式です。

天井の高さと、端から端まで施された装飾は、写真では到底伝わらない荘厳さがありました。大人数でのツアーのためガイドの声が聞き取りにくい場面もありましたが、空間の迫力だけで十分に楽しめました。息子も広い内部を興味深そうに見回していました。

カサブランカは都市のため、宿泊施設はザ・ビジネスホテルといった感じ。部屋も綺麗で使いやすく、旅のスタートとしては申し分なかったです。

ハッサン2世モスク 基本情報

  • 場所:カサブランカ市内、大西洋沿岸
  • 外観見学:無料
  • 内部見学:ガイド付きツアー(有料)
  • 所要時間:約1〜1.5時間

ラバト観光

ハッサンタワー:地元の日常に溶け込んだ歴史スポット

翌日はラバトへ移動。まず訪れたのはハッサンタワーです。入場料はかからず、タワーのすぐそばまで近づくことができます。入り口には馬に乗った衛兵が立ち並び、写真映えする威風堂々とした光景でした。

周辺には円柱が点在していて、地元の子どもたちがその上によじ登って歌っていました。息子もその様子が楽しかったのか、手拍子をしながらじっと見ていました。

サプライズのトゥクトゥクでラバト市内を一周

タワーの見学を終えると、ドライバーから「サプライズがあるよ」と、用意してくれていたのはトゥクトゥク。よく見るとバイクにはルフィのシールが貼ってあり、運転手のお兄さんはワンピースの大ファンとのことでした。こんな遠い国なのに…改めて日本のアニメ人気を感じました。

トゥクトゥクで約1時間、ラバト市内を周回。国王が暮らす街だけあって道路も建物もよく整備されており、大きなシアターや整然とした街並みが印象的でした。メディナの中にも入り、狭い道を進みながら街の説明をしてくれました。

印象的だったのが、メディナのおうちの扉の話。ドアノッカーにはファティマの手のモチーフがよく使われていますが、薬指などに「指輪」が施されているノッカーは「この家に未婚の女性がいます」という意味なのだとか。

また、木鋲で扉がパネル状に分けられている場合、その区切り枠の数が一族の部屋数や世帯数を表しているそうです。外から扉ひとつ見るだけで、その家の情報がわかる仕組みになっているとは面白いと思いました。子連れで広い市内を効率よく回れるトゥクトゥク観光は、特におすすめです。

子連れでカサブランカ・ラバトを旅するときのポイント

お金まわり

  • 市内の両替所は日本円に対応していない場合が多い。すぐ現金が必要な方は空港での両替も選択肢(ただしレートはやや高め)
  • カルフールなど大型スーパーはクレジットカード対応可能
  • レストランや小規模店舗は現金のみの場合あり

観光まわり

  • ハッサン2世モスクの内部見学はガイド付きツアーのみ。ベビーカーも押せるので、子連れでも入りやすい
  • ラバトはトゥクトゥクで回るのが効率よく楽しい
  • ラバトのハッサンタワー周辺は地元の人も多く、のんびりした雰囲気

子連れ全般

  • カルフールでおむつ・ミルク・お菓子など調達可能
  • カサブランカ・シェフシャウエンなど北部は5月でも肌寒いため薄手の上着を用意しておくと安心

まとめ

カサブランカは観光よりも「モロッコ旅のスタート地点」としての色が強く、現地の感覚をつかむのに役立ちました。ラバトは想像以上に整備された美しい都市で、トゥクトゥクも含めて子どもも大人も楽しめる場所でした。次の記事では、「青の街」シェフシャウエン編をお届けします。

Tour

行きたい場所から、旅程を。

気になる場所を起点に、旅程を組み立てられます。ご希望に合わせたオリジナルプランも承ります。

Author

モロッコロマン編集部

モロッコ専門の旅行メディア「モロッコロマン」。現地の事情に詳しい旅行代理店と連携し、エリアガイド・モデルコース・旅の実用情報をお届けしています。