ムハンマド5世国際空港にて、専属ドライバーのお出迎えから旅が始まります。最初に訪れるのは、海沿いの都市カサブランカ。ここでは、1993年に完成したハッサン2世モスクが見どころです。高さ210メートルのモスクはモロッコで最も高くモロッコとイスラム建築の美しさを堪能できます。

中世の要塞やローマとイスラムの遺跡を見学。
ウダイヤのカスバを散策し、美しい街並みと大西洋の景色を楽しみます。

朝食後、リフ山脈の青い街シャウエンへ向かいます。

シェフシャウエンは、モロッコ北西部にあるリフ山脈の奥深くにある小さな街。旧市街では、建物や道路が青く塗装されていることから、「青い街」と呼ばれ、その幻想的な景色は多くの観光客を魅了しています。

到着後、ホテルにチェックイン。夕方から青い街の散策をお楽しみください。石畳の通りを歩き、青く彩られた建物が美しい景色を堪能しましょう。

石畳の通りを歩き、青く彩られた建物が美しい景色を楽しみましょう。

プラザ・ウタ・エル・ハマムでミントティーを楽しんだ後、たくさんのショップでカラフルな商品を見て回ります。近くのカスバ（要塞）も訪れ、15世紀の要塞やダンジョンを探索してください。

日が暮れる頃には、丘の上にある廃墟となった白いスペインのモスクへ向かい、山の向こうに沈む夕日を眺めて1日を締めくくりましょう。

モロッコに残る古代ローマの遺跡の中で最も保存状態がよいとされるヴォルビリス遺跡に立ち寄り、フェズに向かいます。

古都メクネス（世界遺産）では、荘厳なムーレイ・イスマイル廟やバブ・マンスール門、エディム広場などを見学。

フェズのメディナに入る前に、メレニッド朝の墓の遺跡に車で登り、中世の街を一望します。

墓を訪れる最適な時間は夕暮れ時で、ムエジンの礼拝の呼び声が谷間に響き、街の灯りが輝き始めると、雰囲気が一層高まります。

フェズはモロッコ最古の帝国都市で、歴史的なメディナがほぼ手つかずの状態で残っています。

文化的首都とも呼ばれ、フェズ・エル・バリ、フェズ・エル・ジェディド、ヴィル・ヌーヴェルの3つの地区に分かれています。ここでは、ガイドと共にメディナを散策し、歴史と文化を学びます。

早朝に出発し、メルズーガへ向かいます。ザッド峠を越え、中部アトラス山脈のセダーの森を通り抜けます。モロッコの猿、バーバリーマカクにも会えるかもしれません。

ミデルトで昼食をとり、ムールーヤ川を楽しんだ後、ティジ・ン・タルレムト峠を越え、ズィズ渓谷へ進みます。

キャメルライドでキャンプ地に到着。砂丘から夕日を眺め、キャンプで夕食をお楽しみください。

早朝、砂丘から昇る朝日を鑑賞。

砂漠の町を経由してトドラ峡谷へ向かいます。深さ300メートルの迫力あるトドラ峡谷に到着し、切り立つ岩壁の間を散策。トドラ川の冷たい水でリフレッシュできます。

ダデス渓谷へ移動し、リヤドにチェックイン。

マラケシュに向かいます。
途中通過する、ケアラ・ムグナは「バラの祭り」で知られており、広大な農地と香り高いバラの生け垣が広がっています。

映画の撮影地として有名なワルザザートへ。
スタジオツアーで実際のシーンに登場した場所を見学します。

次に世界遺産の要塞都市アイト・ベン・ハドゥを訪れ、11世紀の交易路の重要拠点を探索。

ティジ・ン・ティシュカ峠（2260m）を越えてマラケシュへ向かいます。夕方から夜は特にジャマ・エル・フナ広場が賑わい、その光景を眺めることができます。

マラケシュ観光。
赤い砂岩の壁と建物から「赤い都市」とも言われるマラケシュはかつてアトラス山脈の部族にとって重要な交易都市でした。
現在も旧帝国都市として刺激的な魅力を持っています。

旧メディナを探訪し、クトゥビアモスク(外観)や庭園を訪れます。
また複雑な迷路のようなスークを探索し、香辛料、木工品、バブーシュを扱う市場を巡ります。

イスラム教の神学校であるベン・ユースフ・マドラサも見学し、その精巧な彫刻やモザイクタイルを鑑賞します。

朝食後、マラケシュを出発しカサブランカ空港へ向かいます。時間に余裕がある場合は、途中でお買い物や観光スポットに立ち寄ることも可能です。

空港到着。10日間の忘れられないモロッコの旅、お疲れ様でした。